今週末開催されるプレミアリーグEAST 第7節の対戦相手は、FC東京U-18。
FC東京U-18は、J3の舞台でU-23として戦いつつ、U-18としてプレミアリーグEASTでも戦っています。
「二兎追うもの一兎も得ず」という言葉は当てはまらず、昨年は、日々思考錯誤をしながら、クラブユース選手権、Jユースカップを制したことはチームにとってクラブにとって大きな意味を持ったことだろう。
今年も2つの舞台を同時進行で戦っている相手に対して胸を借りるつもりで戦おう、なんて思わない。
勝負事である以上、ヤルかヤラれるか、2つに1つである。
チーム成績状況
前節の試合結果
高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグEAST 第6節
横浜F・マリノスユース 2-3 青森山田高校
@青森山田高校グラウンド
得点者:50'岩澤(横浜) 60'棚橋(横浜) 70'檀崎(青森) 72'郷家(青森) 80'田中(青森)
(公式記録 / レポート)
初出場の選手を含めスタメンを大きく入れ替えて臨んだ一戦は、先取点、そして追加点を奪ったところまでは良かったが、気持ち折れることなく反発し猛攻を仕掛けてきた青森山田を前に立て続けに失点してしまったため逆転され、結果またしても勝つことは出来ませんでした。
現在の順位
横浜F・マリノスユース
順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9 | 3 | 6 | 0 | 3 | 3 | 5 | 9 | -4 |
FC東京U-18
順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 13 | 6 | 4 | 1 | 1 | 14 | 8 | +6 |
直近5試合の成績
横浜F・マリノスユース
直近 | ← 2試合前 |
← 3試合前 |
← 4試合前 |
← 5試合前 |
---|---|---|---|---|
● 2-3 青森山田 |
● 0-2 鹿島ユース |
△ 2-2 清水ユース |
● 0-1 京都U-18 |
△ 0-0 柏U-18 |
FC東京U-18
直近 | ← 2試合前 |
← 3試合前 |
← 4試合前 |
← 5試合前 |
---|---|---|---|---|
○ 3-1 京都U-18 |
△ 2-2 柏U-18 |
○ 3-0 大宮ユース |
○ 2-1 市立船橋 |
○ 2-1 浦和ユース |
マッチプレビュー
チーム情報:横浜F・マリノスユース
中断期を挟み気持ち新たに臨んだ一戦で破れ、6試合終わって未だ勝ち星なし。
試合内容は悪くないだけに後は結果に繋げるだけですが、その結果が伴なってこないと自信が揺らぎかねないため、まずは1勝をという状況です。
勝利を手にするためにも、まずはチームとしての約束事を守り、その上で個々がチャレンジしていくことが大事であり、こういう時にどれだけチームのために戦えるかが試されてきます。
かなり厳しい展開が予想されますが、だからこそ球際で負けないことだったりと、1つ1つをものにしていくことで勝機を見出せればと思います。
対戦相手の紹介:FC東京U-18
周知の通り、FC東京は昨年よりU-23というチームを設けることでJ3にも参戦し、そこで多くのU-18の選手が出場機会を得ました。
U-18とは違い、上のカテゴリーを体験することで、戻ってきた時にチームに還元することが出来るし、一方でU-23に参加する選手がいることで空いたポジションには別の選手が入ることになりますが、その空いたポジションに入った選手が活躍するので、U-23に行った選手が戻ってきても出番がないということもあり、チーム内での競争原理が働いていました。
そうした取り組みが成長へと繋がり、個の能力が高い選手が多く、必要なポイントで相手を圧するパワーだったり、状況に応じたプレーを選択することが出来るクレバーさを持ち合わせていたために昨年の結果の繋がったのではないでしょうか。
ですが終わったことは終わったこととして驕ることなく昨年同様、チームとして挑戦をしていくことで更なる進化を遂げようとしています。
両チ―ムの前節のスタメン
横浜F・マリノスユース
FC東京U-18
両チームの注目選手
横浜F・マリノスユース:MF 6 西山大雅
西山 大雅(にしやま たいが)3年生
5月末にオフィシャルにて二種登録されたことが発表され、先日6月11日に行われたトップチームの川崎フロンターレとの練習試合に後半途中から出場していた選手です。
登録がMFということもあり、その練習試合ではボランチとしてプレーしていましたが、ユースでは今季センターバックでの起用が増えています。
地上戦での強さとビルドアップ能力の高さを誇り、両足から精度の高いフィードを提供することでチームを後方から支えています。
FC東京U-18:MF 10 小林幹
小林 幹(こばやし かん)3年生
現在チーム得点王、182cmの大型アタッカー。
サイズ以上に動きが俊敏であり得点感覚に優れているだけでなく、守備の面では素早いプレスバックをすることでチームに貢献できる選手です。
FC東京U-18:MF 23 平川怜
平川 怜(ひらかわ れい)2年生
U-15、U-16、U-17と年代別の日本代表の常連。
中盤の底で高いキープ力を誇ることでボールを落ち着かせることも出来るし、局面を精度の高いパスで打開したり、柔らかいタッチで力強く中央を強引にドリブルで仕掛けていくこともあり、確かなプレービジョンを持ったゲームメイクに定評のある選手です。
観戦情報(日時・場所など)
2017年7月1日(土曜)15:00 キックオフ
高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグEAST 第7節
横浜F・マリノスユース vs FC東京U-18
会場:日産フィールド小机
今後の日程
・プレミアリーグEAST 第8節
7月9日(日曜)17:00~ vs 浦和レッドダイヤモンズユース
(浦和駒場スタジアム)
・プレミアリーグEAST 第9節
7月16日(日曜)15:00~ vs 市立船橋高校
(日産フィールド小机)
・日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
7月23日(日曜)~ 8月2日(水曜)
・プレミアリーグEAST 第10節
8月26日(土曜)16:00~ vs 大宮アルディージャユース
(日産フィールド小机)
※ 各試合、無料で観れます。
text:はち(@hachhing)