Web Magazine hamatra

スタジアムを熱く、楽しくする横浜F・マリノスサポーターのためのウェブマガジン「Web Magazine hamatra」(ウェブマガジン ハマトラ)  Presented by NPO法人ハマトラ・横浜フットボールネットワーク

Google Translate: 

hamatra YOUTH 015:クラブユースによる「夏の祭典」

f:id:yfm-8ch:20170715113714j:plain

海の日が過ぎ、待ちに待った夏休みに突入したという学生の方も多いと思いますが、マリノスユースにとっては日本クラブユースサッカー選手権大会が始まるため休んでいられません。

2年ぶりの優勝を目指すべく、想いは一つ頂点へ。


第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

7月23日(日曜)、群馬県内および今年は東京都内を舞台に開幕します。

同大会は高体連(いわゆる部活チーム)の全国大会である全国高校総体(インターハイ)に対して、クラブチームに所属する高校生たちによる夏の祭典であり、マリノスユースとして記憶に新しいところでは2015年に遠藤渓太選手らの活躍により優勝しています。

各地域大会を勝ち抜いた32チームが、8グループに分かれてグループステージを戦い、各グループの上位2チームずつが決勝トーナメントに進出、準々決勝までを群馬県内、準決勝と決勝は東京都内(味の素フィールド西が丘)で行うため、2部構成となっています。

マリノスユースは、関東大会を6位という成績で同大会の出場権を得て、グルールステージでは清水エスパルスユース(東海1位)、ジェフユナイテッド千葉U-18(関東9位)、セレッソ大阪U-18(関西4位)と対戦します。


大会日程

7月23日(日曜)グループステージ第1日 vs ジェフユナイテッド千葉@前橋総合 11:30~

7月24日(月曜)グループステージ第2日 vs セレッソ大阪@前橋フA 11:30~

7月25日(火曜)休息日

7月26日(水曜)グループステージ第3日 vs 清水エスパルス@宮城総合 9:00~

7月27日(木曜)ラウンド16(会場:群馬県内)

7月28日(金曜)休息日

7月29日(土曜)準々決勝(会場:群馬県内)

7月30日(日曜)移動日 / 休息日

7月31日(月曜)準決勝(会場:味の素フィールド西が丘)16:00~、19:00~

8月01日(火曜)休息日

8月02日(水曜)決勝(会場:味の素フィールド西が丘)18:00~

※グループステージ~準々決勝におきましては入場無料ですが準決勝と決勝は有料となっております。


夏の暑さとの戦い

f:id:yfm-8ch:20170715113810j:plain

どのチームと対戦するかということもさることながら夏の暑さとの戦いもこの大会のポイントです。

過去の公式記録をみると、気温の欄に「39.0℃」と書かれていることもあり、暑いと口する気さえ起こらないほど灼熱の中で行われるため、熱中症により嘔吐して一時離脱する選手が発生したこともありました。

だったら「暑いからやるな」と言うのは簡単であり、1つの意見としてはありますが、日本、アジアでサッカー選手として生きていくのであれば避けられない問題ですので、この環境の中でどういうプレーをするのかが選手個々のスキルに掛かっています。

現トップチームのヘッドコーチにして前マリノスユース監督の松橋力蔵氏は「暑いと思うな! むしろ寒いと思え!!」と強い気持ちを持つことが戦いの舞台において大切になってくることを選手たちに説いたものです。

そんなわけでハートの熱さを保ちつつ頭は冷静にということで適度な水分補給をお忘れなく!

下馬評

普段は、ユース年代最高峰のプレミアリーグEASTを舞台に戦っているマリノスユースですが、全18節の半分である9節を終えた時点で10チーム中8位という下位に低迷しているため、今大会においてお世辞にも前評判が高いとは言えません。

また、チームの主将である山田康太選手や関東大会においてチーム得点王となった岩澤桐人選手は直近のプレミアリーグEASTの2試合を負傷により出場していません。

ただ、度重なる怪我人が発生する中で代わりに出場した選手が着実に力を付けてきているという点では選手層に厚みが出てきているとも言えるため、下馬評を覆せるかは暑さに負けず己に打ち克てるかに掛かってきます。



text:はち(@hachhing

© NPO 法人ハマトラ・横浜フットボールネットワーク