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Web Magazine hamatra

スタジアムを熱く、楽しくする横浜F・マリノスサポーターのためのウェブマガジン「Web Magazine hamatra」(ウェブマガジン ハマトラ)  Presented by NPO法人ハマトラ・横浜フットボールネットワーク

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hamatra match preview 003:強者との邂逅をきっかけに 〜 【2017 明治安田生命 J1リーグ 第9節】 vs ガンバ大阪

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相手を知ることでより見えてくることがある。
相手を知ることでより楽しめることがある。
一歩踏み込んで試合を楽しむためのご提案、hamatra match preview。

今回は明治安田生命J1リーグ第9節 ガンバ大阪編。

試合情報

2017 明治安田生命 J1リーグ 第9節
vs ガンバ大阪
2017/04/30(日) 17:00キックオフ
@ 日産スタジアム
(年チケ開門 14:30 | 一般開門 15:00)

ホームゲームイベント情報 | 横浜F・マリノス公式サイト
チケット情報 | 横浜F・マリノス公式サイト

www.f-marinos.com

分析対象試合

2017 明治安田生命 J1リーグ 第8節
ガンバ大阪6-0大宮アルディージャ
@市立吹田サッカースタジアム
得点者:16'井手口陽介(G大阪) 41'泉澤仁(G大阪) 54'倉田秋(G大阪) 62'堂安律(G大阪) 65'三浦弦太(G大阪) 77'堂安律(G大阪)

公式記録/レポート
www.jleague.jp

プレー傾向:ガンバ大阪

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守備

  • 高い位置からボールサイドに激しくアプローチを掛け、後方が連動。チーム全体のベクトルは「前傾」で統一。
  • 前傾のプレッシングに伴い、ライン設定も30~35mに設定。押し上げつつ、コンパクトな陣形を整える。
  • スターティングメンバーのサイズがなく、セットプレーではミスマッチ生まれる可能性。

攻撃

  • アグレッシブな守備姿勢の勢いをそのまま攻撃に繋げる。前向きにボールを奪い、そのまま一気呵成に攻撃に移行。
  • 他チームに比べ、パススピードが速い。
  • サイドハーフがインサイドに絞り、フィニッシュに絡む。サイドハーフが空けた外側のレーンをサイドバックが駆け上がる。
  • ミドルシュートの意識高く、威力・精度も伴う。6得点中4得点がボックス外からのシュート絡み。

全体

日本代表の活動中に受傷した今野泰幸の離脱によって、今シーズンから導入した3バックの機能性が落ち、更には攻撃の核となっていたアデミウソンの離脱で攻撃の迫力も失われるなど、ガンバは危機に瀕(ひん)していた。

この危機に長谷川健太監督は英断を下す。慣れ親しんだ4-4-2へ回帰、そしてクラブの象徴的存在である遠藤保仁をベンチスタートに。その上で、将来を嘱望されるU-20日本代表の堂安律や、古巣戦となる泉澤仁を抜擢。この英断がガンバを目覚めさせる。

エネルギーに溢れた若きアタッカー陣は、前線から追い回しては次々と高い位置でボールを奪い、奪った勢いそのままゴールを急襲。井手口陽介や堂安律が強烈なミドルシュートで次々とネットを揺らし、代名詞でもある華麗なパスワークから泉澤仁が美しいゴールを奪うなど、終わってみれば6-0、不安は一掃された。

内容的にもチーム全体のベクトルを「前傾」に統一した上でアグレッシブにプレーすることで、緩慢な切り替え、中盤のスペース管理の甘さ、ビルドアップ時のロングボール多用による成功率の低下といった課題が改善されるなど、大きな手応えのある一戦に。

強いガンバが帰ってきた。

キーマッチアップ

堂安律 vs 遠藤渓太

倉田秋、宇佐美貴史、井手口陽介と、次々と優秀な人材を輩出し続けるガンバユースの最新作・堂安律がそのポテンシャルを存分に発揮した。

FWとしてアグレッシブな姿勢を攻守に示し、カットインから対面するDFの股を抜く強烈なミドルシュートでJ1初ゴール。その勢いそのままに相手のミスを見逃さずにだめ押しの1発、鮮烈な印象を残した。

その姿に発奮しない訳にはいかない選手がいる。遠藤渓太だ。

出場機会を得ながら結果を残せず悶々とした日々を過ごす中、U-20日本代表で同じポジションを争う堂安律にあっさりと先を越されて、心中穏やかではいられないはずだ。

それもそのはず、5月にはFIFA U-20ワールドカップが控えている。ライバルが結果を残せば、自分は蹴落とされる。結果を残した者だけが生き残ることが出来る熾烈な競争。堂安律が結果を残したとなれば、遠藤渓太に求められるのはJ1の舞台での明確な結果。くすぶってなどいられない。

ライバルの眼前で明確な結果を残すのはどちらか。その結果が世界大会での得難い経験値に繋がっていく。

マリノスのキープレー

最終ライン裏へのフィード

高い位置からのプレッシングを機能させるために最終ラインが高く設定され、チーム全体のベクトルが「前」で統一されている。

となれば、自ずと最終ラインの「裏」が空く。横浜にはスピードあるアタッカーがおり、プレッシャーに屈することなく、質の高いフィードで裏を突くことが出来れば、大きなチャンスになる。

総括

内容、結果、共に伴わず、苦しい時期が続いている。

しかし、チームは生き物。何がきっかけで変貌を遂げるかはわからない。それは今節相対するガンバの例を見ても明らか。

こういう時に強い相手とやれるのは決してネガティブなことではない。自ずと緊張感が高まり、刺激となり、 良いパフォーマンスに繋がる。今はきっかけが欲しい。そのきっかけがこの試合で得られることを願ってやまない。

 
 
text:いた(@itaruru)
edit:nari(@fmbh_nari)

 
 

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