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スタジアムを熱く、楽しくする横浜F・マリノスサポーターのためのウェブマガジン「Web Magazine hamatra」(ウェブマガジン ハマトラ)  Presented by NPO法人ハマトラ・横浜フットボールネットワーク

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hamatra YOUTH 021:横須賀市もホームタウンです

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Jリーグが目指す理念の1つに地域密着を掲げています。

その理念に基づき全てのクラブは地域名が必ず入っています。

つまり「横浜F・マリノス」と、この名を聞けば老若男女問わず誰もが「横浜」のチームなんだなと分かるようになっています。

ですが、「横浜F・マリノス」のホームタウンは何処?と質問した時にJリーグの熱心なファン・サポーターなら答えられるだろうが、世間一般の方には「横浜F・マリノスなんだから横浜でしょ」と答えるに留まるでしょう。

だからこそ今回、声高に言いたいのです。

横浜F・マリノスのホームタウンは横浜市と大和市、そして横須賀市である、と。

横須賀市について

横須賀市の魅力

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横浜市に続き、第2のホームタウンである横須賀市の魅力とは一体どのあたりにあるか。

実際、他県から遊びに来た人に話を聞いてみると、横浜のように都内な街をイメージしていたが、それだけじゃなく海や山、また島もあってたくさんの自然が溢れているため、良い意味でキャップがある。

食に関してもカレーを始め、横須賀市の名産品であるしらすも美味しいし、そういう意味ではデートや小旅行にはピッタリなところだと言っていました。

また、横須賀市は公園が充実していて、中でも筆者のオススメである「くりはま花の国」は、自然の地形を生かした緑豊かな公園であり、秋にはコスモスが100万本咲き誇る花畑は綺麗ですし、他にもゴジラのすべり台やアスレチック広場などがあるため、1日中遊べるスポットとなっています。


横須賀市とマリノス

その横須賀市とマリノスについてですが、マリノスが在籍するJリーグは現在J1、J2、J3と3部で構成されていて、今では日本各地に数多くのプロサッカークラブが誕生するようになりましたが、振り返ればJリーグが誕生した1993年は10クラブによる開催でした。

当時の日本におけるプロスポーツは、企業が中心となって運営されるものが殆どでしたが、日本のサッカーがアマチュアからプロへと生まれ変わろうとするべく、欧州のサッカークラブを参考にして、各地域の住民とともに歩む地域密着型のクラブ運営を理念として掲げたのです。

Jリーグ誕生時はマリノスのホームタウンは横浜市のみでしたが、それ以前、マリノスの前身である日産自動車時代から横須賀市内でサッカースクールを開講している縁もあり、晴れて2005年に横須賀市もマリノスのホームタウンに追加されました。

現在、追浜にジュニアユースやプライマリーのチームがあり、その他スクールを通じてサッカーの普及、また行政や各団体の協力をいただきながら幅広く様々な活動することで地域へ貢献できるようクラブとして励んでいます。


横須賀市にスタジアムを

2000年代初頭の話になりますが、それまで横須賀にはスタジアムがないと言われ続けていました。

スタジアムと聞くとJリーグが開催できる大規模なものを連想する人が多いと思いますが、それですと建設費用や維持費などの問題が発生し、結局は企画倒れで終わることも全国で多々事例があります。

そこで規模を縮小したものというと語弊がありますが、全国レベルのものではなく市のリーグ戦を始めとした地域レベルの試合ができるもので十分というスタンスで動いたからこそ、多くの市民による署名や横須賀サッカー協会などの要望により、2013年に「横須賀リーフスタジアム」が完成したのです。

スタジアム名の「リーフ(葉)」については、敷地を提供してくれた日産自動車の電気自動車「リーフ」と、環境保全を施策する横須賀市のイメージが合致したためであり、属にいうネーミングライツではありません。

様々な経緯を経て完成したスタジアムは現在、横須賀のサッカーの、そしてスポーツの交流拠点として、アマチュアのサッカー大会だけではなく、多くの場面で活用されています。


公園内にあるスタジアム

今回、マリノスユースの試合が行われる会場は「横須賀リーフスタジアム」ですが、正式名称は「佐原二丁目公園」であり、スタジアムは公園内にある一施設となっています。

公園ということだけあって、スタジアムの他には子供から大人まで楽しめる遊具があったり、芝生広場内にはベンチが点在しているため憩いの場と言えます。

そんなどこか牧歌的な雰囲気に囲まれつつも、ピッチ上では熱い試合が繰り広げられるため、ベンチからでも良し、スタジアム内に設けられているスタンドからでも良し、マリノスユースの奮闘に視線を注いでほしいものです。


マッチプレビュー

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4連敗中の中で迎えた前節の対鹿島アントラーズユース戦は、試合開始から球際だったりセカンドボールの奪い合いのところで奮闘し、それが得点への繋がったために主導権を握って試合を進めることができ、結果3-1で勝利を収めることとなりました。

そして、ピッチ上の選手だけではく、ベンチからもいつも以上に控えの選手やコーチ陣が声を出して励ましたり鼓舞することにより、チームの皆が気持ちを前面に出していた姿には観ていて胸が熱くなる想いであり、復調の兆しを掴むのには相応しいものでした。

あとは、これを次節も引き続き継続してやれるかどうかです。

そのために今一度、気を引き締めて一蹴一蹴に想いを込められるか、チームのために戦えるかがポイントになってきます。

対する青森山田高校は、前節で京都U-18相手に試合を優位に進めるも1点が遠く引き分けに終わり、首位奪回といかず、これ以上の足踏みは許されません。

青森山田は優勝争いのため、マリノスユースは残留争いのために、両チームともに是が非でも勝ち点3のほしい試合になります。


順位表

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前回対戦時の結果

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグEAST 第6節
横浜F・マリノスユース 2-3 青森山田高校
@青森山田高校
得点者:50'岩澤(横浜) 60'棚橋(横浜) 70'檀崎(青森) 73'郷家(青森) 81'田中(青森)
公式記録 / レポート


前節のスタメン

横浜F・マリノスユース

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青森山田高校

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両チームの注目選手

横浜F・マリノスユース:DF 5 澤田章吾

澤田 章吾(さわだ しょうご)3年生

積極的なオーバーラップからクロスやシュートをすることにより、高い位置で攻撃に絡みアクセントをつけることが出来る左利きのサイドバックです。

身長166cmと上背はないですが、重心がしっかりしていることから簡単には潰されないところも魅力の1つです。

青森山田高校:DF 4 小山内慎一郎

小山内 慎一郎(おさない しんいちろう)3年生

177cmでディフェンダーとしては上背はないですが、全体的に平均点の高いオールマイティーな守備能力を持っています。

その中でも眼を引くのは、カバーリングの能力が高く1歩目の速さによる身体の入れ方やボールを奪い取るところであり、中央でどっしりと構えているため、チームメイトからしたら何とも頼もしい選手になります。


観戦情報(日時・場所など)

2017年10月8日(日曜)11:00 キックオフ
高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグEAST 第15節
横浜F・マリノスユース vs 青森山田高校
会場:横須賀リーフスタジアム

京急「北久里浜」駅
・徒歩15分
・バス:京急バス(3番乗場より「北久12・久里浜駅」行き:約5分)→「佐原三丁目」下車、徒歩2分

JR「久里浜」駅、京急「久里浜」駅
・バス:京急バス(「北久12・北久里浜駅」行き:約10分)→「佐原三丁目」下車、徒歩2分




今後の試合日程

・Jユースカップ
 10月14日(土曜)~11月19日(日曜)

・Jユースカップ 1回戦
 10月15日(日曜)11:00~ vs 湘南ベルマーレユース
 (日産フィールド小机)

・Jユースカップ 2回戦
 10月22日(日曜)14:00~ vs (東京Vvs松本の勝者)
 (日産フィールド小机)

・プレミアリーグEAST 第16節
 11月25日(土曜)15:00~ vs FC東京U-18
 (武蔵野苑多目的グランド)

・プレミアリーグEAST 第17節
 12月2日(土曜)14:00~ vs 浦和レッズユース
 (日産フィールド小机)

・プレミアリーグEAST 第18節
 12月10日(日曜)13:00~ vs 市立船橋高校
 (船橋市法典公園球技場)

※ 各試合、無料で観れます。



text:はち(@hachhing

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